I組紹介

二中と言えば『Ⅰ組食堂』と言われるほど、「職業・家庭」の時間を通して行なう調理実習などで学んだ力を、いわゆる『高校生レストラン』のような形で、保護者の方や地域の方に披露してまいりました。

しかし、コロナ禍ということで、昨年度は調理実習を行うことができず、『Ⅰ組食堂』も開くことができませんでした。そこで、今年度から(仮称)『二中Ⅰ組カンパニー』と称して、子供たちに職能を育むような取組を始めています。

◆交換便プロジェクト・・・役所等で使用している交換便用封筒をⅠ組でパソコンを使って作成します。受け取った方に癒しを与えられるような、イラストなどデザインを工夫し、ついでにⅠ組の紹介の文章を入れています。

◆名刺作成プロジェクト・・・まずは、二中の先生の名刺をパソコンを使って作成します。先生の似顔絵を入れるなど、工夫してオリジナリティあふれる名刺を作成します。

◆生け花プロジェクト・・・昨年度は、通常の学級にⅠ組で生けた瓶花を贈りました。近隣の様々な施設にもお贈りしたいと考えています。

◆手仕事プロジェクト・・・スウェーデン刺繍に長い期間取り組んでいますので、そうしたものを生かした工芸品の作成にチャレンジします。できれば、区役所の1階に置いてもらえるくらいの品質を目指します。

◆Ⅰ組ジャム・・・ジャムは過熱殺菌を確実に行うことができるので、まずは自宅用のジャムを作成します。

他にも「バリスタ・プロジェクト」など新しい企画を検討中です。将来、Ⅰ組の生徒たちが特例子会社等に就労することを想定して、勤労観・職業観を育んでいます。

I組(特別支援学級)について(学級要覧PDF

I組は、第二中学校の創立10周年の年に、設置(1957年10月1日)された伝統ある特別支援学級(知的障害)です。

<学級の教育目標>

社会の一員として自己の役割や責任を自覚し、社会生活に主体的にかかわる態度を育て、心身ともに健やかな生徒を育てる。

・ 基礎的な学力を身につける(生活で必要な基礎学力の定着)

・ 集団の中で自己を生かす(自己を理解し、個性を生かす)

・ 社会性を育む (社会の一員として生きる)

・ 健康や安全に心をくばる(健康・安全に配慮した生活をする)

<指導の重点>

・将来の社会生活に必要な技能や態度を培う。

・社会性やコミュニケーション能力を高める。

・社会的自立をめざし、「生きる力」を育成するために、体験的学習を通じて具体的な経験の場を与える。

・基礎的・基本的な学力の習得を目指す。

・教科別指導や各教科等を合わせた指導を工夫し、生徒一人ひとりに合った指導の充実を図る。

・自ら進んで実践していく態度を育てる。

・行事や特別活動を通して、通常の学級及び他の特別支援学級との交流及び共同学習を図る。

・集団活動の中で素直の気持ち、思いやりや協力の心を養うと共に、自主的な判断や行動ができるようにする。

音楽の授業で、トーンチャイムを練習し、「エーデルワイス」の合奏をしました。